5分前のさらに5分前を心がけて|公務員の仕事術
業務の会議があった場合、会場に着くのは5分前の5分前がベストといわれています。これは正しくは「正規の構成員なら5分前」「随員ならその5分前」という意味です。さらに、会議を主催する側はそのまた5分前にセッティングを終了している必要があります。たとえば、会場のセッティングに20分かかる場合、35分前には到着している必要があるでしょう。
この5分前の5分前というのは、戦前の空軍将校の心得のひとつでした。上官が定刻5分前に着く場合は、その5分前に着いておかなければいけないというものです。会議では、1人が遅れるとすべての参加者の人件費や機会損失として組織全体に大きな迷惑をかけることになります。それどころか、損失を与えてしまうことも…。だからこそ、「5分前の5分前」がとても重要になるのでしょう。最初の1ヶ月は特に注意し、しっかり身につけることが大切です。公務員の場合は特に強く意識することが重視されますから、「うっかりしていた」ということのないように気をつけましょう。