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人間関係を広げると仕事がやりやすくなる|公務員の仕事術

世の中には顔が広い人がおり、あちこちに人脈を持っています。そのため、自分の部署だけでなくどの職場にも親しく話ができる知り合いがいて、仕事においてもそれがとても役に立っています。そういう人は、さまざまな動きに通じてざっくばらんに相談もできるので、情報源も豊富です。いろんな情報を吸収できるので、仕事にも役立たせることができるのでしょう。また、顔が広い人は、人との縁をとても大切にしています。そして、とても柔軟。自分の部署以外の知り合いは不要といった硬い考え方をしていないので、誘いも受けますし、周囲にも話しやすいといった印象を与えます。そういった好循環は、しっかり維持できるのがベストです。そのためには、やはり誘いを受けたら顔を出し、自らどんどん輪を広げていきましょう。新人のうちは誘われる機会が多いので、なるべく受けるようにしてください。そうすることで新たな縁を発生させることができるでしょう。せっかくの縁も、何もしなければ減っていきます。いろんな場に顔を出すことで、交流が深まり仕事にも役立たせることができるのです。また、いろんな体験をすることで「体験感度」も上がっていきます。自分の幅が広がるきっかけにもなりますから、もし「いつも声をかけてもらえない」と思っているのであれば、自分から声をかけてみましょう。一番良いのは誘われたときに「OK」することですが、それができずに年数だけが経過してしまうと、自分から声をかけなければ縁は生まれません。逆に新人の頃にいろんな誘いに顔を出していれば、自然と縁が発生しますので向こうから声をかけてくれます。

 

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ただ、どうしても断らなければいけない場合もあるでしょう。この場合、「断り方」がポイントです。まず、誘ってくれたことに感謝します。仕事の先約や体調不良などで誘いを受けられない場合は、曖昧な返事ではなくきっぱりと断ってください。このとき、誘ってくれたことに感謝していることで、断ってもマイナスな印象を与えません。そして後日、出会ったときは「誘っていただいた件、当日はいかがでしたか?」と聞いてみましょう。そうすると、きっとまた誘ってくれるはずです。しかし、仕事の先約でもなく体調不良でもない場合、要するに乗り気でない場合もあるでしょう。無理に参加しても疲れるだけですし、気分が表情に出て迷惑をかけてしまう場合がありますので、無理に誘いを受ける必要はありません。しかし断るときは、参加できないことをきちんと伝えてください。期待させてしまうと逆効果になってしまうので注意しましょう。

 

また、政治と宗教の話題にも十分注意してください。職員同士の集まりの場合はほとんど話題にならないと思いますが、地域関係の場合、時にそういった話題が出ることがあります。公務員は、公正・公平を旨とする職業です。特定の政治的考え方や宗教に偏ってしまうと、悪影響を及ぼす恐れがあるでしょう。本人のみ悪影響を及ぼすならまだしも、自治体全体にもマイナスになりますので気をつけなければいけません。万が一口を滑らせてしまう恐れがある場合、参加しないのがベストです。参加する場合も、そうした発言は控えましょう。何気ないひと言が聞き逃せない発言になることもありますので、十分注意してください。特に、選挙が近い時期などは気をつけましょう。参加すべきか迷った場合は、上司・先輩などに相談することをおすすめします。

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