とにかくメモすること|公務員の仕事術
公務員は文書主義です。そのため、いかに用語が正確であるかが重要になるでしょう。受け取った言葉を正確にきちんと伝えることがとても重要視されます。たとえば新人職員が電話を取り、課長への電話だったとします。課長が席を外している場合、後からかけ直してくれる人もいますが、新人職員が電源を受け取ることもあります。このとき、メモをせずに頭の中で記憶しているだけでは当然きちんと伝言できません。高確率で間違いが発生します。間違って伝わってしまった場合、仕事にも大きな支障が出る可能性もあります。課長から「きちんと伝言もできないのか」と叱られるでしょう。ここで、冒頭で話した「公務員は文書主義」ということの大切さが分かってきます。受け取った伝言を正確に伝える必要があります。それは、言葉の違いがミスに繋がるため。そのミスは、小さいものもあれば大きいものもあるでしょう。仕事ができる人は、メモの取り方が上手いといわれています。正確に過不足なくメモをすることで、スキルを高めるポイントにも繋がるでしょう。メモをせず、思いつくままに質問する人は、仕事をするうえで損をしてしまいます。本人も理解できていない内容を質問するわけですから、きちんと伝えるためにもメモは欠かせません。「時間泥棒」になり先輩や上司に嫌われてしまう恐れがありますので、とにかくメモすることを忘れないようにしましょう。文書にはじまり、文書に終わる。それが公務員です。