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地域活動に顔を出してみる|公務員の仕事術

地域活動に参加するきっかけで多いのが、「最初は〇〇さんに騙されたんだ」という言葉です。「騙された」というと言い方が悪いですが、地域活動に参加するつもりのなかった人ほど、こういった答えが返ってくることが多いといいます。たとえば、職場の先輩に頼まれて当日限りのお手伝いをしたつもりが、気がつけばメンバーになっていた…というケースはよくあります。それも、お世話になっている先輩からの頼みごとなので断ることはできません。しかし、「騙された」といいながらも、参加している人たちはみんな笑顔で楽しそうです。もちろん地域活動は遊びではありませんから、決してラクではありません。大変なことのほうが多いでしょう。仕事とはいえ強制ではありませんから、不参加でも問題ないはずです。それでも参加しているのは、地域活動の楽しさや充実感を感じているからでしょう。実際、地域を支えている自助・共助・公助では、共助のほうが活動領域は大きいといわれています。その姿は一見分かりにくいものですが、共助の方が担う地域活動は、公務員とは違う活気に満ち溢れているでしょう。

 

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ひと口に地域活動といってもさまざまです。先にも述べたように強制ではありませんから、不参加でも問題ありません。参加する場合は、活動目的だけでなく場の雰囲気、他の参加者などが自分に合っているかもしっかり見極めることが大切です。ですから、率先して地域活動に参加するというよりは、一度お客として参加してみるのが一番でしょう。お客として参加することで自分に合う活動なのかがある程度分かるからです。参加してみて楽しければ、今後も手伝いたいと思えます。ですから、まずは一度お客として参加してみることをおすすめします。また機会があれば、事務局をやってみるのも良いでしょう。事務局では、団体の成り立ちや資金調達、人集めなどを知ることができます。活動全体を知るには、むしろ事務局か代表者をやらなければ想像できないといわれていますから、一度経験してみるのも良いでしょう。地域の世界は多層・多重で、さまざまなキーマンたちで繋がっています。事務局をやっていると、そういったことをある程度知ることができます。公務員だからこそ、市民として多彩である必要があります。地域には、町会・自治会・PTAなどいろんな団体や場があります。そして、すべて地域活動です。数ある団体・場のなかから自分に合った場所を見つけ参加し、サポートしていきましょう。きっと地域が3倍楽しくなるはずです。

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