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前例は大いに活用する|公務員の仕事に前例無しはレアケース

公務員の仕事には、多くの前例・事例が存在します。
逆に言えば、前例がないケースは非常に稀ともいえます。
ですから、役所にある過去の資料・資源はとても役に立ち、フル活用することで簡単に仕事ができるようになります。

 

過去の資料をきちんと確認していれば、大きな失敗をすることはほとんどありません。
若手職員で多い失敗が、全部イチからやろうとしてしまうことです。
はじめてやる手続きや起案を全部イチからやってしまっては、処理にも時間がかかり、さらに上がってきた起案文書は誤りが多くなってしまします。

 

たとえはじめてやる手続きや起案でも、先にも述べたように先輩公務員が苦労して作ってくれた前例・事例があるはずです。
書庫を見ればそういった起案は多いですから、事例を参考にしていれば、わざわざイチから書く必要ありません。
例えあなたの課でははじめてのものだった、他の部署では当たり前のように処理しているなんてことはよくあるので、そういった部署に確認すれば資料はすぐに見つかります。

 

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見つかりさえすればあとは簡単に作業が流れていくはずです。
だからこそ、役所の過去資源はどんどん活用し、先輩からきちんとアドバイスを受けることで、仕事の効率が上がります。

 

資源は過去の資料を掘り返すことも大切ですが、現在進行形で「良い仕事は残しておく」、「珍しい事例でもまた起こりそうな事例はコピーを残してしておく」など、自分でストックすることも大切です。
これらを参考にし、前例・事例をきちんと収集していれば、大きな失敗はまずおこらなくなります。
たとえ今役に立たなくても、どの事案にもアンテナを張り、読み込んだうえでコピーにとっておけば後日役立つときがくるはずです。
仕事ができる人は、これらを当たり前のようにやってたりしますし、簡単に力の底上げが出来る公務員の仕事のコツといえます。
覚えておけば、例えば異動したとしても、どの職場に就いても役に立つでしょう。

 

マニュアルも書式も、参考にできるものはすべて起案を集めておきましょう。
前例コレクターになることをおすすめします。
また、資源は何も資料だけではありません。人脈づくりも仕事をするうえで重要です。
この分野はこの先輩というような人がいて、気軽に教えてくれる関係が築ければ、何物にも代えがたい財産になるはずです。
分野別にいろんな人に事案を聞けるように、聞ける人を見つけておくのも資源活用のポイントです。
それらストックをコツコツと集めていけばは、3年後、10年後、いずれ大きな財産になります。

 

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