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まずは働いて汗をかくことが大事|公務員の仕事術

上杉鷹山をご存じでしょうか。
「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」の名言でも知られる江戸時代の名君です。
上杉公の名言に「働き一両 考え五両 知恵借り拾両 骨知り五十両 閃き百両 人知り三百両 歴史に学ぶ五百両 見切り千両 無欲萬両」というものもあります。仕事の価値を明確に示している名言で、しっかり汗をかいて働くことで知恵も出るという意味合いになります。一見すると汗を流して働くだけでは能がないと捉えがちですが、むしろその逆です。しっかり汗をかいて働いて知恵を得ることができれば、人からも信頼されます。松下幸之助さんも、「まず汗を出せ」「汗の中から知恵を出せ」と言っていたそうです。ですから、仲間として認めてもらうためにはしっかりと汗を流して働くことが大切でしょう。目指すは、「人知り三百両」です。しっかり汗をかいて働いたら、さらに価値のある働き方を目指してください。ただ闇雲に働くのではなく、正しい考えを持つことが大切です。上司や先輩など賢い人から知恵を借りましょう。もちろん、それは係長や課長になっても同様です。詳しい人から知恵を借りることで、大きな過ちを回避して仕事を進めることができるのです。

 

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コツを体得できるかどうかは、仕事の能力そのものになります。茶道や武道には「下達(げたつ)」「上達」という言葉があり、下達はひと言でいうと根本的なレベルアップができないことをいいます。コツを掴むことができれば、上達します。これは仕事でも同様です。しかし仕事ではさらに上を目指さなければいけません。それが「人知り三百両」になります。公務員には、「プランナー」「プロデューサー」「コーディネーター」としての能力が求められます。それぞれの分野で活躍する人のことを知り、活かすことが今後の公務員に求められることでしょう。公務員にはまだまだ先がありますが、その最初となるのは先にも述べたようにしっかり汗を流し働きコツを掴むことです。これができれば、レベルアップすることができるはずです。そのためには、そういった意識を持つことも大切でしょう。

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