決断力と判断力の違いを抑え、磨こう|公務員の仕事術

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決断力と判断力の違いを抑え、磨こう|公務員の仕事術

仕事は、時折予期せぬ事態が起こります。土壇場で追い込まれるときに求められるのが、「決断」と「判断」です。たとえば、あるイベントの責任者だったとしましょう。雨天は中止と事前に決まっていますが、小雨が降ってきました。天気予報では晴れる見込みですが、このまま決行すべきか中止にするべきか、今すぐ判断しなければいけません。天気予報では晴れる見込みでも、それはあくまで予報であり必ずしも晴れるとは限りません。それよりも今すぐ判断しなければいけないため、天気予報は当てにならないでしょう。このイベントは、前述したとおり「雨天中止」です。少雨決行であればすぐに決行と判断しても良いのですが、雨天中止なのでそうもいきませんから、難易度は非常に高い状態です。結局、この判断は分からない中で決めることになります。これがいわゆる「決断」です。ひとつの選択肢のみで進むために意を決していきます。一方で「判断」は、考えてもどうにもならない場合の選択肢を除外し、ひとつの選択肢を選びましょう。決断するには、判断が必要ですから、決断力を磨くには判断力を磨く必要があります。ここでロジカルシンキングをフル活用します。

 

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おすすめは、「分解の木」と「評価軸・評価シート」で、前者はロジックツリー、後者はマトリクスです。それぞれどんなことに役立つのかというと、分解の木は関係要素を整理するときに、評価軸・評価シートは複数の要素が絡むときの判断になります。たとえば、上司から時期・会場・講師が異なるA・B・Cの3つの案のうち、どれが参加者確保に繋がるかを検討するように指示されたとします。ここで参加者増減の原因を紙に書き出しましょう。時期なら、曜日・時間帯が参加者人数に影響しますし、会場なら席数や交通の便が、講師では知名度や専門性などが影響することになります。次に評価軸・評価シートを使ってそれぞれの案を評価しましょう。時期・会場・講師と参加者数の相関性を検証していきます。その結果によってどのプランがもっともベストであるかが見えてくるでしょう。もし時期A案→会場A案・B案→講師C案の順で相関関係が強かった場合は、合計点数はA案がもっともベストということになります。

 

決断力は、土壇場の経験によって高めることができます。もちろん前述したとおり判断力を高めることも決断力を高めるためには必要ですが、それだけでは分からないことがたくさんあるでしょう。実務には、相関関係に不明な点や引き分けの評価になることも多くあります。ここでもっとも多い失敗は、決断の先送りです。ですから、決断力は的確な判断力とタイミング、肚が求められるのでしょう。肚が必要になるのは、決断には不安がつきものになるため。肚をくくることでしっかりと決断することができるようになるのです。そのためには、何度も土壇場を経験する必要があります。今はまだ決断のときではなく、多くの土壇場を経験し大変な思いをすることになるかもしれませんが、それが高い決断力に繋がります。公務員なら、業務ミスのリカバリーやイベントの運営などの経験です。A様に送るはずの通知を誤ってB様に送ってしまった場合。上層部への報告・A様への謝罪および通知の回収・B様への説明などが必要になります。まさに土壇場です。しかし経験することで再発を防ぐことにも繋がりますし、素の経験が財産になるでしょう。逃げずに立ち向かうこと。それが決断を下すうえで役に立ちます。

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